“Kagen” Rokko
灘区
Story
篠原中町4丁目。
主要道路から少し入ったこの物件。
道路の喧騒から離れた、静かな住宅街です。
前面道路が少し狭いので、ガレージとなる前面空間をいつもより多めに取りました。
私が設計や内装デザインを考えるときに大切にしていること。
それは「匙加減」です。
分譲住宅は作品ではありません。
住んでくださった家族の家です。
だから、やり過ぎない。
アイクラーらしくありつつも、
引き渡す時は少し足りないぐらいがちょうどいい。
生活していく中で、それぞれの家族の色に染まった時、
仕上がったと言える家。
だから、アクセントに少しのイスや照明を入れても、
敢えて全体に家具や小物のコーディネートを入れて飾り付けたりしません。
私たちが造っているのは、”ライフスタイル”ではなく、
家族が笑顔で過ごせる生活の場所、ただそれだけです。
勿論、笑顔でいるための使い易さは出来る限り重視します。
広めの玄関ホールに、手洗い器。
水廻りを集約させた2階のLDK。
細々したものを収納できるリビング収納。
(正直、私がものすごく欲しいものばかり)
そんな、匙加減、”Kagen”に拘った物件になりました。
着工前に決めて下さったので、アクセントクロスやカップボードのカスタマイズもお請けしました。
分譲