Cross Over Oji
Story
商店街から山側へ少し上がった三角形に近い台形地。
それが、今回の土地でした。
商店街がもっともっと大きかった時代、この筋も商店が立ち並んでいただろう雰囲気の残る、古くからの住宅地です。
シャビーシックやヴィンテージといったデザインが盛り上がりを見せ、主流となりつつあるここ数年。
アイクラーらしさとは何なのか。そう思い始めたときに出合ったのがこの物件でした。
それっ「ぽい」デザインではなく、
神戸らしさとは。
アイクラーらしさとは。
これまでやってきた自分たちのデザインを見つめなおし、再構築しました。
神戸は昔から、和の中に洋を入れた文化やデザインがありました。
日本人解釈の洋風。
本当の西洋にはない、独特な洋。
アイクラーの解釈する和とアイクラーの解釈する洋。
和モダンともまた違った形。
洋と和の「融合」＝「CROSS OVER」と名づけました。
Detail
建設地 神戸市灘区畑原通
敷地面積 57.85㎡（17.49坪）
建築面積 40.48㎡（12.24坪）
延床面積 112.92㎡（34.15坪）※ｲﾝﾅｰｶﾞﾚｰｼﾞ13.36㎡含
Problem
ほぼ三角形の台形地。独特な地形。
北側斜線が厳しく、3階部分の高さが取れない。
Solution
長時間滞在しないお風呂や洗面所は最低限に割り切って、居室を広くとるよう工夫した。
玄関ホールが狭くなりすぎないよう、玄関収納の位置を工夫した。
北に向くリビングスペースは、吹抜けを造り明るくなるようにした。
customer's life
STORY
本格的ではないですが、2、3年程、気になる物件は見に行ったりしていました。
見た物件の数は、かなりだと思います。
沢山見たことで、建物のイメージが湧きやすく、建築前の物件でしたが、決断することができたのかもしれません。
和室のある家が良くて、新築に拘って探したわけではなかったのですが、
結果的に理想だった、LDK続きの和室のあるこの物件に出会うことができました。
これは直ぐに売れてしまうかも！と思い、直ぐに決断しました。
MESSAGE
大好きな水道筋商店街へのアクセスもよく、毎日のようにお散歩がてら出掛けています。
入居してから1年後にずっと飼いたかった猫を迎え、またその1年後には子供が生まれました。
ここへ来て、家族がどんどん増えて楽しいです。
お散歩中に「これ、アイクラーさんの家だよね」なんて、言いながら歩いています。
Contact
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