場所は、西宮市段上町。

宝塚市と隣り合う、閑静な住宅街です。

近くには、今年も甲子園を沸かせた報徳学園や仁川学園などがある

文教地区でもあり、

自然環境や公園も近く、安全で豊かな子育て環境のあるエリア。

 

さて、この段上町。

ここのところ代が変わる家が多く、新しい家が増えています。

ということは、新しい家族も入りやすい、ということです。

古くからの住宅地であり、新しい家庭も増えている。

新陳代謝が起こらずに、世代に偏りの出てしまう地域が問題となっている昨今。

そんな中で、一つの成功したエリアだと思います。

伝統と未来をつなぐ。

家族のこれまでの歴史とこれからの未来をつなぐ。

今回は少し長いですが「Tradition Meets the Future 」と名付けました。

 

クリアしなければならない問題が多い土地のため、

2階建てで造るには少し面積が足りません。

ということで、3階建てにして広々とした間取りを確保しました。

 

シューズクロークに手洗い器、玄関廻りに欲しいものは揃いました。

勿論、水回りは2階にLDKと共にまとめています。

建築地　西宮市段上町5丁目

敷地面積　85.61㎡（25.89坪）

建築面積　48.19㎡　（14.57坪）

延床面積　127.63㎡　（38.60坪）※ガレージ含む

電柱と電柱の支線が間口の3分の1を占めている。
ゴミステーションがある。
道路付けの問題上、車庫スペースが固定される。 関西電力と協議して、電柱を移設し支線を外すことが出来た。
アプローチの取り方を工夫して、ゴミステーションが見えないように、外構を造った。
3階建てでプランすることにより、車庫スペースが固定されても、有効的なプランになった。