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The history of Mikage

東灘区
分譲

御影という地名は、澤之井(沢の井)という泉があり、神功皇后が本住吉大神にお参りされる際、その水面に御姿を映し出したことから名づけられたという、なんとも歴史のある名前です。
歴史ある御影で、目を引くのが昭和8年に造られた御影公会堂。
神戸大空襲や阪神大震災を乗り越え、今に至る姿は威厳を感じます。
そんな、御影公会堂から少しヒントを得て、和と洋を組み合わせたデザインにしました。

歴史は街だけではありません。
この土地に住まれて歴史を刻んでこられた、売主さんの歴史もあります。
次に住まれる方へデザインでほんのり引き継いで、また新しい歴史を刻んでいっていただければなと思い、
バルコニーには、今では造られていないデザインの面格子を再塗装してアクセントに、
玄関にはその面格子からイメージしたタイルを貼りました。

建設地  神戸市東灘区御影本町
敷地面積 100.66㎡(30.44坪)
建築面積 51.03㎡(15.43坪)
延床面積 101.25㎡(30.62坪)

国道43号線に面した立地
面積は大きいが、奥に広がっており、間口側は2間しか入らない。
上記の理由から、玄関を道路側から取ると、南に面した部屋が入らない。
上記の理由から、奥の部屋まで光が届かない。
側道や防音壁があるものの、やはり音は気になるので、道路に向いた窓は2重サッシを取り入れた。
玄関を奥に取ることで、リビングの間口を広く取ることが出来た。
屋根の掛け方を工夫して、2階の奥の部屋へも光を入れることが出来るようにした。
The history of Mikage
奥まった位置にくるダイニング。暗さを感じさせないように、間接照明を設けました。
The history of Mikage
以前の建物に取り付けられていた面格子。今では造られていない模様だったので、是非残したく、再塗装してアクセントに使いました。
The history of Mikage
The history of Mikage
外壁にアクセントで設置した面格子から連想したタイル。タイルとしては珍しい円形のものです。
The history of Mikage
The history of Mikage
イタリア製のタイル。艶の少ないマットタイプの仕上げと金属板のような模様の対比が面白いデザインです。
The history of Mikage