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和室を考える・2
4.押入れ・床の間
収納を増やしたかったので、今回は床の間を取り止めてクローゼットにすることにしました。
主人の行動パターンからいくと、クローゼットの扉があっても開けっ放しになりそう。
折れ戸だと邪魔。引き違いだと使いにくい。
とはいえ、物を考える部屋でもあるので乱雑なものを見せたくない時もある。
建具の替わりにロールスクリーンを使うという方法もありますが、もう少しデザイン性が欲しい。
と考えた結果、一度使ってみたかったNanik(ナニック)製ウッドブラインドを設置することにしました。
選んだのは、ナニックのエコノミーモデルのGシリーズ。
選べる色を集約することで量産化し、コストを抑えたこのタイプ。
使いたい色がちょうどあったので、こちらにしました。
無垢のバスウッドで出来た、ナニックのウッドブラインドと畳。
和室とウッドブラインドの相性は非常にいいことはこれまでに実証済みでしたので、デザインとしては間違いないハズ。
使い勝手はまたお伝えしたいと思います。
ちなみに、ナニックとは。
アメリカのウィスコンシン州にある、木製ブラインドの会社です。
注文を請け、塗装から1台づつ熟練の職人により製作されるブラインドは“ Fine Furniture For Windows 上質な窓辺の家具 ” と呼ばれるほど。
日本での販売会社はナニックジャパンといい、当初はアメリカからの輸入販売でしたが、15年ほどまえに国内に工場を構え、材料の選定、加工、塗装、組立等の全工程を一貫してこの工場で行っています。
詳しくは、ナニックのホームページへ。事例がたくさんあって、もっと使いたくなってしまうかも?!http://www.nanik.co.jp/index.html
5.木部
和室にある細かい部材。例えば引き戸や障子の枠や畳寄せ、付け長押、縁甲板など。
家に和室のある方は一度じっくり見てみてください。
使っているとそんなに気にならないので、見過ごしがちですが、和室には様々な木部があります。
そしてそのほとんどは、杉やヒノキといった白木部材(若しくは、そんな感じの色のプリントシート)が使われています。
収納の扉としてウッドブラインドを採用するにあたって、気になったのがこういった部材。
色が合いません。
ので、ウッドブラインドの色に合わせて全部塗ることにしました。(塗装屋さんすいません!)
もちろん、天井もです。
もう一つこだわりポイントがあるので、それは次回に。