ブログBlog
カーテンについて考える
なんだか横道に逸れてしまい、久々に家のことです。
引越しをして、新しい家に住むにあたって、まず悩まないといけないものの一つにカーテン類があると思います。
今までのものがそのまま使えるパターンはほとんどありませんから、何かしら買い足す必要がでてきます。
我が家も今まで使っていたのは、とりあえずと買った某量販店のもの。
まったく使える窓もなく、すべて新しくする必要がありました。
窓の数がそこまで多くないのですぐ決まるだろう!と安易に考えていたのですが、これがまた時間がかかりました・・・
これが、戸建てになると窓の数は倍増します。
いつもお引き渡しの際に「頑張って選んでくださいね〜」なんて、のん気にお伝えしていたことを反省してしまいました。
数枚選ぶだけでも大変なのに、戸建てまるごとなんて!
皆さん、すごいです!!!
1 種類
カーテン類とひとくくりにしていますが、その種類は多種多様。
住宅でよく使うものとしてあげられるのが、下記のものです。(分類の仕方なんかは、細かくすると増えてしまうので、あえて簡単にわけています)
①カーテン
何をおいてもまずはこれですよね。
カーテンレールとカーテン、レースをセットで選んでいきます。
レールを窓枠の中に入れるのか外に取り付けるのか、それによっても選ぶレールかわりますよね。
エアコンと干渉する場合もよくありますので、取り付け位置は十分検討する必要があります。
素材も様々。ツルッと光沢のあるものから天然素材のざらっとしたものまで。
どの程度の遮光性を求めるのか。
レースを手前(室内側)に取り付けるパターンのものもあったりします。
②ブラインド
一般的にブラインドといって思い浮かぶ横型とバーチカルブラインドと呼ばれる縦型のものがあります。
バーチカルブラインドは近年、住宅でもよく使われるようになりましたが、どちらかというと今までは公共の場所で使われるようなイメージが強かったような気もします。
こちらも素材は一般的な金属製から木製、布製など様々あります。
羽の角度で光の調節ができるところが、魅力の商品です。
③ロールスクリーン
布を丸めてコードで開け閉めするロールスクリーン。
シンプルな構造で、簡易の間仕切りや目隠しに使うこともできます。
割と小さなお子さんでも使いやすいものです。
上げ下げ窓などの小さな窓に取り付けることが多いです。
④シェード
生地を水平に折り畳んで開け閉めするのでブラインドとロールスクリーンの間のようなものです。
カーテンと同じ生地を使ってつくることができますので、部屋の統一感を出すことができます。
ダブルシェードといって、レースとカーテン生地の2枚だてのものもあります。
割と繊細な構造なので、開け閉めの少ない窓枠がおすすめです。
詳しい説明は、専門の業者さんのホームページが詳しいかと思いますので、いろいろ検索してみてくださいね!
(丸投げ・・・笑。)
2我が家で選んだものと理由
2ー1 リビング
我が家はマンションなので、バルコニーの掃き出し窓1箇所のみです。
高さはそんなにありませんが、幅は2500近くある大きなものです。
バルコニーは洗濯物を干したりするのに1日に何度も出入りのある場所。
開け閉めしやすいものが先ずは一番重要。
向かいにマンションがあり、一応は人の目線も気にしたい。
家具や小物でごちゃごちゃしがちな場所なので、できるだけシンプルですっきりしたデザインがいい。
といった希望の中で選んだのが、バーチカルブラインド。
子供が遊んで壊すかも・・・と悩んだのですが、壊すときはどれも一緒!と割り切ることにして、選びました。
たまに遊んでひやひやすることもありますが、今のところは無事です。
生地はニチベイ アルペジオ リシュ という織り目のしっかりとでたタイプです。
壁のタイルや塗装を邪魔しないように色は白っぽいものを選びました。
2ー2 寝室
ここも掃き出し窓の1カ所のみです。
我が家はベッドではなく布団敷きです。冬の寒さに対してある程度考慮したかったので、バーチカルブラインドではなく、普通のカーテンをを選びました。
遮光性のある生地も沢山出ていたのですが、真っ暗になりすぎると朝起きるのがツライ・・・という私の勝手な希望で遮光性のほとんどないデザイン(?)優先のものです。
LDKのように物が増えたりするわけではないので、アスワンというメーカーのストライプ柄にしてみました。
エアコンやクローゼット扉の絡みで、窓枠の中にしか取り付けできなかったので、カーテンレールもごく普通のものです。(ホームセンターとかで売っているやつです!)
結果、カーテンの生地がアクセントにできたので、よかったかな~と思っています。
2-3子供部屋
子供部屋の窓はFIXのあかりとり窓が一つ。
普段閉めることはまず無いので、遮光性のあるシンプルなロールスクリーンをつけました。
以上でした!!!
こうやって見ると、少ない・・・
因みに、和室は障子があるのでつけるところはありません。
カーテンと一緒に押入れの扉代わりにウッドブラインドを取り付けたぐらいです。
3 カーテンの長さ
通常の掃き出し窓につけるカーテンは、床より1,2cm短くすることが一般的です。
海外のインテリアなんかを見ると、床にしっかりと溜まっているぐらい長くしていることも多いので、今の流れ的にはある程度長い方がいいのだと思われます。
ですが、我が家のカーテンはこの一般的な流れとは逆行して、少し短めです。
我が家の息子たちは2人とも少し気管支が弱く、冬なんかは喘息気味になってしまいます。
そのため、掃除はマメにする必要があります。
雑な性格の私。掃除機や箒を使うときにわざわざカーテンを開けてまとめて・・・ということが毎日ちゃんとできるのか。
そのままでも掃除機や箒がかけられる長さにすることにしました。
幸い、窓の下に高さ10cm程度の窓枠がありましたので、そこにかかるぐらいの長さになっています。
デザイン的には長い方がいいのかもしれません。
でも、毎日の生活も大切だと思います。
ちょっとのことですが、このひと手間がストレスになって掃除をしなくなったりすれば、逆にそこにホコリが溜まったり・・・
と考えたとき、私の中での優先順位が決まりました。
デザインと毎日の生活のバランス。
難しいですよね~。
設計をしていく中で、いつも葛藤します。
その話については、また後ほど。
今回、カーテン類は、「松装」さんにお願いしました。
和室に使用したNanikを扱っているので、その他も合わせてお願いしました。
ショールームもありますが、インターネット通販でお願いできます。
採寸を自分でして発注し、取り付けはオプションでお願いしました。
自分で出来るところはちょっと頑張ってみると、コストを抑えることもできます。
とはいえ、引越しのごたごたの中であれもこれもやるとなると大変です。
どこに重点を置くかはよ~く考える必要がありますよね!
今回の場合でいくと、採寸は自分で、設置は費用をかけてでもプロの手で、ということになります。