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“Protagonist” Rokko

場所は、八幡町1丁目。

八幡町は南北に長いのですが、1丁目の最南端。

日尾町との境目です。ということは、阪急もJRも何だったら阪神だって徒歩圏です。

そんな便利な地、八幡町。

前面道路も充分。私でも車庫入れ余裕です、笑。

 

八幡町の由来と言えば、言わずもがな、六甲八幡神社です。

八幡神社と言えば、厄除け大祭。これは外せませんよね。

我が家も事務所が近いので、コロナ以前は、

お参りというよりも家族でベビーカステラを買いに行っておりました。

流石にベビーカステラだけを買うのも何なので、

一応(笑)お参りもするのですが、

主人「どんなお願いごとしたん?」

長男「みんなが平和に暮らせますように、ってお願いした。」

主人・私「いいお願いだねぇ!!」

と喜んだのはぬか喜びでした。

翌日、もう一回ベビーカステラが食べたいという次男の要望で

連続で厄神祭へ。

とりあえずお参りも・・・(とりあえず、って)

主人「今日は何のお願いしたん?」

長男「昨日はみんなのお願いをしたから、今日は本当のお願いしてん。」

主人「(昨日のはなんやってん・・)どんな??」

長男「お金持ちになれますように!!!」

主人・私「・・・・・・・・・・・」

来年は、ベビーカステラ屋さんが復活したらいいのですが。(ここ大事)

 

そんな厄除けの神社ですが、そもそも「厄除け」って、

悪いことが起こりやすいからおとなしく過ごしなさい、

的なイメージですよね。

でも、それだけでは無いという説もあります。

悪く捉えれば、「災いが起こりうる=厄」なんですが、

良く捉えたらどうでしょう。

「役割を担う=役」と考えるということです。

男性も女性も「本厄」の歳は、

人生でも大きな変革が起こりやすい歳なわけです。

例えば、男性の42歳。

仕事も役割が多くなって責任が増えたり、

40歳という節目を超えて、

転職や起業といったチャレンジのタイミング。

家庭でも落ち着きつつある年頃ではないでしょうか。

女性の33歳。

昔であれば、出産がひと段落して家庭を切り盛りしている年頃。

今だと、ちょうど出産の時期であったり、

仕事と家庭とどういった方向へシフトしていくか、

なんかを考え出すタイミング。

そんな責任であったり、決意であったり、与えられた「役」を担う歳。

こう考えると、

この八幡の名前をもらった八幡町は、

「厄を除って、役を担う」=「主人公」のエリアなのでは。

ということで、今回は、「Protagonist Rokko」と名付けました。

 

実際に灘区の中心部でもある八幡町。

便利さと快適さ、住んだ家族が主人公でいられる家をと考えて計画しています。

3LDKの間取りは、2階にすべて水廻りを集めた家事動線を考えたプラン。

ウォークイン土間収納を設けたプランや、

書斎を設けたプラン、

それぞれに特徴を持たせて設計しました。