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Garden City Sakasegawa
今回は、少し離れた宝塚の物件になります。
逆瀬川駅から少し上がった野上4丁目。
大きな家も多い、閑静な住宅地です。
宝塚といえば、何はともあれ「宝塚歌劇団」。
この創始者は、阪急電鉄の創業者 小林一三です。
阪急に乗る人には有名な名前なのですが、
(大体1車両に1枚は、小林一三記念館のポスターが貼ってある。あるある。)
どんな人かまでは正直知りませんでした。
で、ちょうどこの物件が出てきた頃に、たまたまつけたTVで特集してるという奇跡。
知ると、びっくり。
地方の私鉄を造っただけだと思っていたのですが(超失礼)
今日本にある様々なビジネスモデルを構築した凄い人でした。
映画の東宝もそうですし、東急電鉄も実質経営していたとか。
駅ビルという発想も小林一三氏のアイデアのようです。
阪急電鉄の話に戻ると、
前身である箕面有馬電気軌道の開業時代、その沿線は人が住むような場所ではなく、
野原や田畑ばかり・・・
周りには「ミミズ電車」と揶揄された(乗客はミミズぐらいだろう・・という意味)
というのは有名な話のようです。
そこで考えたのが、沿線の土地を買収し、宅地開発を行うこと。
乗客がいないのであれば、造り出せばいい。
サラリーマンでも買えるように、日本発の「割賦販売」
という手法を取り入れて販売しました。
これ、住宅ローンのことです。
今や当たり前の住宅ローン。
今の不動産業界の基礎を造った人だったんですね。
この開発は、環境の良い郊外型の生活を送るための開発だったことから、
日本の田園都市の祖と言われています。
(標榜している訳ではないので、あくまで以後の人々が勝手に思っているだけですが。)
と言うところから、
「Garden City」とつけました。
灘には無い、広々とした宅地。
広すぎて、プランに戸惑った私でした。
大きめのLDKに負けない、いつもより少しインパクトのあるセレクトにしました。
パントリーやカウンタースペースなど、それぞれの物件で特徴をかえたプラン。
実は、もう直ぐ完成です。
ちょっと遠いので、見たいだけの方は、早めにご連絡を。
今、前にいるんだけど・・・
では、間に合いません(笑)