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オレンジ色の勲章
次男が空手を始めたのは、2年ほど前。
年中さんの頃でした。
弟あるあるだと思うのですが、何でもお兄ちゃんの後ろをついてまわっていた次男。
それは保育園でも習い事でも一緒でした。
長男と比べると、かなりのんびりした成長の次男。
歩き始めは1歳半でしたし、
いつまでも赤ちゃん言葉が抜けなかったり。
母からするといつまでもかわいいチビッコな次男。
そんな中で、初めて自分で決めたのが空手を習うこと。
総合格闘技の経験もある主人が、
「折角習いに行くなら、フルコンタクトちゃう?」
ということで、極真会館の空手道場に通うことになったわけです。
どんな競技でもそうだと思いますが、
空手の稽古も基本的に地味な稽古が主体です。
一人で続くのかな、
と心配するのは杞憂でした。
自分が休んでいる間に他の子が上手くなったら嫌だと、
休むことなく、週に2日も稽古に通い続けています。
そんなこんなで小学生になり、遂に昇段審査の日が。
当日は、本人よりも父母の方がドキドキするという。
本人は始まるまで呑気にゲームしてたり。
審査は、型や基本稽古の他に、
組手(簡単な試合みたいなもの)や
拳立て(腕立て伏せの手を拳を握って行うもの)
なんていう、極真らしいものも。
自分なりに精一杯できたようで、満足気な次男坊でした。
後日、無事に合格して、先生から帯を戴いた次男。
オレンジの帯を締めた次男はちょっとお兄さんに見えました。
オレンジ帯になったら、ちゃんとせなあかんねんで!!
というフワッとした私の指令にも頷いておりました、笑。
次は、試合も出たいそうです。
勿論、張り切る主人!!
と、ちょっと心配な私。
こうやって、少しずつ成長して行くんですね。
小さい頃は、早く大きくなって手が離れたら楽なのに。
って何回も思っていました。
いざ、手が離れ始めたら、もっと手がかかっていてもいいのに。
今はまだ繋いでくれる手も、もうすぐ恥ずかしがって繋いでくれないんだろうな。
揺れるハハゴコロでした。