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母の独り言

夏の終わりとカブトムシ(母の独り言)

今朝、この夏を一緒に過ごしたカブトムシが天国へ旅立ちました。

将来、虫博士になりたいと言うぐらい虫の好きな息子。
そろそろだろうなと覚悟はしていましたが、案の定言われましたよ…
カブトムシが飼いたいと。

カブトムシを幼虫から育てて飼っていたこともある主人がノーと言う訳もなく…
この夏の初めに1組のカブトムシのつがいが我が家にやってきました。

やってきたその晩、イキナリ事件は起こりました。
ガサガサ、ブ〜〜ン…
寝ていた私は、嫌な音に目が覚めました。
マジか…
小さなカゴが狭かったのか、蓋を開けて脱走を図ったカブトムシの音。
焦る私は主人をたたき起こしましたが、しゃあないやん、とひと言。
そのまま寝てしまいました。
仕方なく、布団を被った寝る私でした(笑)←その日、寝不足になったのは言うまでもありません!
朝起きると、飛び疲れたカブトムシがひっくり返ったまま、寝ておりました…
ま、私はイキナリ死んだと思って大騒ぎしましたが(汗)

 

その後、大きな虫かごを買ってきて、脱走することもなくなりました。
よく食べるカブトムシ達で、朝と晩の2回、ゼリーをやるのは息子たちの仕事。

飼う前は、絶対私が全部やる羽目になるんだろうなぁと勝手に思っていたのに、
なんだかんだ言いながら、意外とちゃんとやってくれました。
思い込みはダメですね。
ちゃんと信頼してあげないと。
ちょっと反省しました。

さて、そうこうしていたある朝、虫かごの土の中に何やら白いものが・・・
卵でも産んでくれたのかな~と何気なく見ると・・・
卵どころか、孵っていました。

よーく見てみると、あちらにもこちらにも。
もぞもぞ動く幼虫(ぞわっ)

幼虫って、実は共食いするんですってね。
ですから、幼虫に孵った後は、速やかに個別にわけてやらないと駄目だとか。
流石に私は無理なので(基本的に成虫でもあまり触れません・・・)ここは、主人に。
興味津々に覗き込む息子たち。
すると、出るわ出るわ・・・30匹ぐらいでしょうか。
ところ狭しと、孵っておりました。(私はうわぁ~とか言いながら、遠くで見物。)

取っておいたペットボトルでは足りず、ビニル袋で急場を凌ぐことになるぐらいでした。

そして・・・

日本のカブトムシの寿命は、短く、1年ほどです。
卵を産んで、次の世代に命のバトンを渡すと、天国へと旅立つわけです。
1週間ほど前、オスが先に旅立ちました。
カブトムシにも感情があるんでしょうか。

メスがオスから離れず、「ギューギュー」と鳴いていました。
私たちにはなんとなく、「泣いて」いるように感じました。
主人と息子たちは近くにお墓を作りに行っていました。

メスもその横に埋めてあげるとのこと。
息子曰く、「家族だから、一緒に」なんだそうです。
親バカですが、いい子に育ってくれました。

カブトムシと共に、夏も終わりました。
夏の最中は、早く終わらないかな、と思っていましたが、終わると寂しいものですね。

 

さて、暑い暑い夏も終わったので、我々としてはここからが本番です。
着工している物件が多数ありますので、粛々と進めていこうと思っています。

それにしても、ここのところ数年、数十年に一度といわれる自然災害が頻発していますよね。
できるだけ、穏やかな秋冬となって欲しいものです。


話は戻りますが、我が家には今、山のような幼虫がおります。
誰か、ほしい方いらっしゃったら是非ご連絡ください。
お子様の情操教育にいかがでしょう(笑)