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中年漂流記。
ある朝のことでした。
釣りに出ているはずの主人からラインが。
???
まさかの漂流中。
「日本」て。
そらそうやろ。
けど、海の真ん中でしかないやん。
どこやね~ん。
幸いにもそんなに沖には出ていなかったので、
別の船がお迎えに来てくれたようですが。
海の上は、何が起こるかわかりません。
海を甘く見てはいけませんね。
と、言いながら実は主人が漂流するのは2回目。
1回目は、未だサラリーマン時代。
社内のレクリエーションで淡路島へ行き、
水上バイクでバナナボートを引っ張って遊んでいたところ、
ボートのロープがスクリューに絡んで男4人で漂流・・・
たまたま通りかかった漁船?に助けてもらったとか。
(もちろん、水上バイク許可の場所でですよ!!)
そんな2回目の漂流。
なのに、仕切り直して船を乗り換え、また海へ。
(まじか。さっきのラインはなんやってん。)
今回の目的は「クロマグロ」。
所謂、本マグロと言われるやつです。
年末年始に特番でやる「マグロに賭ける男」でも想像してください。
日本海側で規制が変わり、遊漁船も釣れるようになったとか。
ただ、このクロマグロさん。
今までのビンチョウマグロやらキハダマグロとは、
パワーのケタが違うらしい。
3人がかりで3時間かけてようやく釣り上げた一本。
120キロ近くの巨大なヤツでした。
そら無理だろ・・・
自分より重たい、全身筋肉の弾丸と戦うなんて。
トロのヴィーナス。(と中年)
ただね。帰ってきた主人は少し悔しそう。
次は、一人で揚げたいらしい。
マグロの為に身体を鍛えるらしいです。
もう、好きにしたらいいんと違いますか・・・(遠い目)
ま、何にしろ冷凍もされてない、生の本マグロなんでね。
美味しかった。
息子たちは、マグロのみのお寿司屋さんに。
うちの長男大将は、握って自分の口に入れてましたが。
床がご飯粒でべとべとになって、後始末が大変でした、泣。
量も半端ないんで、おうちにいらっしゃった方なんかにお配りしました。
(変な時間だったので、お渡し出来なかった方々ごめんなさい!)
福澤鮮魚店の不定期便。
よろしければご登録ください、笑。
因みに、今は禁漁中で本マグロは釣れませんので悪しからず。
てなことで、マグロと格闘した主人ですが、
2日後にぎっくり腰となりまして。
陸揚げされたマグロのようになって、
行きつけの六甲アンカー整骨院へ搬送されました、おしまい。