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新たなテーマ「After tha World」

学校も通常モードに戻り、他府県への往来自粛もようやく解けました。

兵庫県では、ここのところ新型コロナの新規感染者はいないようですし、

徐々に日常を取り戻しつつあるな、と感じる今日この頃です。

それでも、マスクは外せないですし、

手洗いうがいも以前よりもずっとこまめに行うようになりました。

(子供たちにはいい教育になりましたが!)

気楽に外出、というのはまだまだという気がしてしまいます。

 

アフターコロナという言葉が一般化しました。

今後、私たちの生活はどう変わっていくのでしょう。

 

今年の我が社のテーマは、「始める年」。

新しいことを始める年にしよう、ということだったのが、

まさかの「新しい生活様式」を始めることになるとは!!

これまでの常識や日常が覆されることになりました。

当たり前の日々が、当たり前でなくなる。

昨日まで正義だったことが、悪にかわることもある。(もちろん逆も)

 

毎日同じ時間に職場へ行って、仕事をする。

これが私たちの当たり前の日常でした。

テレワークやフレックスタイム。

もちろん言葉としては知っていましたが、どこか他人事でした。

 

ここへきて、半強制的に在宅ワークが始まり、

働くことと暮らすことが急に近くになりました。

保育園でも今までなかった、休園といったことも出てました。

これ以外にも今後インフルエンザなどで学級閉鎖が起こるかもしれません。

子供が外へ出られないことが増えていく中で、

働くと暮らすの距離感やバランスをどう取っていくか。

少なくても少し余裕の出てきた今、

備えていくべき時だと思います。

 

子供と一緒に過ごしながら、仕事が出来る環境をつくる。

みんなが過ごすLDKの一部分に。

近からず遠からず。程よい距離感に

少し籠れるワークスペースがあったり。

子供たちがテレビやゲームをするだけでない、

わくわくする空間があったり。

 

そんなことを考えて、これから造る物件のいくつかでは、

新しい生活のための空間を造っていこうと思っています。

題名は「After the World」。

新しい世界 といった意味の造語です。

 

でもね、実はこれまでの物件でもやっていたことなので、

次回はそのいくつかをご紹介したいと思います。

ちなみに、下の写真は6年前に造った物件です。

階段下のデットスペースをワークスペースにしました。

LDKに繋がっていても囲まれることによって、集中できる空間になったりします。